「SASUKE」のオリジナルキャラクター“坂本さん”が誕生!COIN PARKING DELIVERYとコラボ

TBS系で毎年年末に放送している究極のサバイバルアタック「SASUKE」とSNS世代を中心に幅広い層から支持されるアーティスト・COIN PARKING DELIVERY(コインパーキングデリバリー)がタッグを組み、異例のコラボレーションを展開することが決定。その第1弾として番組史上初となるオリジナルキャラクター“坂本さん”が誕生した。

「SASUKE」は、1997年に誕生し、現在では世界160以上の国と地域で親しまれているスポーツエンターテイメント番組。出場者はアスリートから、運動自慢の芸能人、オーディションを勝ち抜いた一般人までさまざま。総勢100人の挑戦者たちは1st、2nd、3rd、FINALまで四つのステージに分かれた多様な障害物をクリアし完全制覇を目指す。さらに、先日「SASUKE」を基に考案された障害物レースを新たに加えた近代五種が2028年ロサンゼルス五輪の実施競技として採用されたことも話題となった。

Z世代を代表する覆面アーティスト・COIN PARKING DELIVERYは、18年に電車での移動時間にスマートフォンを使用して、指で絵を描き出したことからクリエーション活動をスタートした。現代人の必須アイテムでもあるスマホを片手に、「今」という時代ならではの疑問や理想を反映した作品を制作。国内外で高い評価を得ている。近年ではデータのみならず、造形、空間、ドローイング、海外のパブリックスペースの外壁など、さまざまな場所でのクリエーション活動を行っている。また、これまで「鉄腕アトム」や「セサミストリート」など数々のアートコラボレーションを仕掛けている。

今回誕生したキャラクターは、COIN PARKING DELIVERYの独特の視点で「SASUKE」をひもとき、導き出されたキャタクターのイメージは“カメレオン”。どこか忍者を思わせるフォルムだが、そこにはさまざまな狙いや仕掛け、メッセージが込められている。この記念すべき「SASUKE」初のキャラクターは、歴代の出場者同様、“人生の坂”に“本気”で挑むことから“坂本さん”と命名された。

そんな坂本さんは、「SASUKE」出場を目指す101人目の挑戦者として、「101番のゼッケン番号」が特別に与えられ、その姿は今年の出場者に与えられるゼッケンにもプリントされることが決定している。キャラクターに込められた思いや、あえて“坂本さん”という日本姓がつけられた理由など、COIN PARKING DELIVERYワールドの全貌は、番組公式YouTube「SASUKEチャンネル」で明かされている。

COIN PARKING DELIVERYは「既存のテレビ番組に対してキャラクターを生み出すという経験は初めてです。キャラクターを1から作ることは自分の中でも得意で好きなことなので、幼少期から祖母と一緒に見ていた『SASUKE』に関われることはとても感慨深いです。“坂本さん”にゼッケン101番という貴重な数字をいただいたので、自分の代わりに出場してほしいという思いを込めてすごく動きやすそうな体にしました。101番を与えてもらえて、長い歴史のある番組なので言葉にするのが難しいくらいうれしいです」とメッセージを寄せている。

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