愛媛県内で開催された高齢者のスポーツと文化の祭典、ねんりんピック。
新居浜市民球場で30日、軟式野球の準決勝が行われました。
愛媛代表の「秋山新居浜ビクトリーズ」が決勝進出をかけ、香川代表の「三木クラブ」と対戦しました。
同点で迎えた4回表、一塁ランナーの東司選手が62歳とは思えぬスピードで、二塁へ盗塁。
登録メンバー全員60代のビクトリーズ、「足」でチャンスを作り、勝ち越します。
終盤には相手チームに豪快なサク越えが飛び出すなど、乱打戦となったこのゲーム。
それでも自慢の「足」を武器に、果敢に攻め続けた新居浜ビクトリーズが11対6で制し、見事決勝に駒を進めました。
(秋山新居浜ビクトリーズ・村上博昭選手兼監督)
「足を使える選手がけっこういるので、塁に出たら走ろうということで。地元開催なので、当然優勝したいですしね」
ただ、優勝へ向けて不安な点もあるようで…
(秋山新居浜ビクトリーズ・村上博昭選手兼監督)
「きょうも痛み止めの薬を飲んで、みんなやっている」
この試合を1人で投げ切った先発の薬師神浩二選手も…
(薬師神浩二投手)
「肩と膝と腰と…みんな満身創痍ですね」
(Q.本日のピッチング、点数をつけるとすれば?)
「ん~50点ですね。打たれすぎ(笑)。31日は決勝ですので、気合いを入れ直して、一丸となってやりたい」
頑張った体のメンテナンスをして優勝を目指します。