「黄金の餃子が発掘された!」 宇都宮の餃子通りに壁面アート SNS話題も期待

壁面アートの下で行われたお披露目式

 宇都宮観光推進委員会が餃子(ぎょーざ)通りの建物壁面に設置を進めてきた壁面アートが完成し31日、餃子通りでお披露目式が行われた。

 同委員会は宇都宮アート&スポーツ専門学校の生徒にコンペ形式でデザイン制作を依頼した。審査の結果、芸術・デザイン科2年西井駿太朗(にしいしゅんたろう)さん(21)の「発見!黄金の餃子」が採用作品に選ばれた。

 作品は「黄金の餃子が発掘作業で発見された」という架空の設定に基づき、黄金のギョーザが壁面から飛び出して見える平面のデザイン。当初案からギョーザの色味や飛び出し具合などを調整し、左上に「餃」の文字を入れた。大きさは縦5.2メートル、横3.3メートル。

 式典には同委員会の鈴木孝美(すずきたかよし)委員長(63)や西井さんらが出席した。西井さんへ記念品を贈呈した鈴木委員長は「斬新な発想でユニークなデザイン。交流サイト(SNS)で話題になりそう」。西井さんは「思ったより大きく、大通りからも見える。地域が盛り上がればうれしい」と話した。

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