おかやま検定 最高点は住吉さん 優秀団体は中国銀 県などが表彰

最高点を獲得し表彰状を受け取る住吉さん(右)

 岡山県と岡山商工会議所(岡山市北区厚生町)は31日、岡山の歴史や文化などの知識を問う2022年度の「晴れの国おかやま検定」の表彰式を県庁で行い、優秀な成績を収めた1人1団体をたたえた。最高点は、99点を獲得した笠岡市、公務員住吉康邦さん(54)だった。

 式には住吉さんのほか、団体受験で最も平均点が高く、受験人数が多かった中国銀行(岡山市北区丸の内)の原田育秀代表取締役専務執行役員と吉田秀樹執行役員人事部長が出席。横田有次副知事と同会議所の松田久会頭が表彰状や盾などを手渡した。

 15年度から毎回受験し、過去の自身の最高点タイで22年度のトップとなった住吉さんは「岡山の基本的な歴史を押さえた上で、日々新聞やテレビの地域ニュースをしっかりチェックして勉強した。これからも検定を通して地元の知識を増やしたい」と話した。

 22年度の検定は2月に行われた。「備中国分寺の近くに位置する前方後円墳で、岡山で2番目に大きいとされる古墳はどれか」(答え・作山古墳)など択一式の100問に688人が挑戦。90点以上の「達人」は36人、60~89点の「博士」は425人だった。

 23年度検定は来年2月4日に実施予定で、受験者を募っている。県庁や岡山商工会議所などで配っているチラシを入手し、12月15日までに申し込む。受験料1100円(5人以上の団体は1人550円)。問い合わせは同会議所(086―232―2262)。

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