総社市議会議長を巡る政治倫理審査会の初会合 議長の名前添えた花を贈った行為を協議 岡山

総社市議会の議長の男性が自身が代表を務める企業を通して岡山県総社市の病院に花を贈ったのは公職選挙法違反にあたる可能性があるとして、政治倫理審査会が設置されました。総社市役所で政治倫理審査会の初会合が開かれました。

審査会では、総社市議会の深見昌宏議長が代表を務める企業が、2023年7月、総社市の病院に深見議長の名前を添えた胡蝶蘭を贈ったことが政治倫理違反にあたるかどうか協議します。

胡蝶蘭が飾られているのを確認した別の議員3人が、公職選挙法違反の疑いがあるとして審査会の設置を請求していました。

31日は、請求の内容を確認したほか、村木理英議員を委員長に選びました。

(政治倫理審査会/村木理英 委員長)
「総社市議会の信用とか信頼を揺るがしかねない。身が引き締まるような思いで委員会(審査会)に臨みたいと思っています」

深見議長はKSBの取材に対し、「次の審査会に出席して事実を答える」と話しました。

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