初挑戦の国内プロテストに馬場咲希「米予選会とは違う気持ち」

米予選会とは違う「ドキドキ」でプレー(撮影/石井操)

◇国内女子◇最終プロテスト 初日(31日)◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd(パー72)

上位20位タイまでが合格となる最終プロテストで、初挑戦の馬場咲希は8バーディ、5ボギーの「69」で回り、3アンダー11位のスタートを切った。8つのバーディを奪う一方で、ボギーも5つたたいた。最終18番(パー5)は2オンの2パットのバーディとし、出入りの激しい一日を締めた。

世界アマチュアランキング3位につけ、ランク上位10人の資格で最終ステージからの挑戦。今月17日から20日には2024年の出場権を懸けて米女子ツアーの2次予選会にもチャレンジし最終予選会に駒を進めた。「ドキドキはしているけど、Qスクール(米予選会)の時とはまたちょっと違う気持ち。何が違うかは分からないけど、ちょっと違う」という。

スタート前は和やかな雰囲気だった(撮影/石井操)

このコースには今夏から数回訪れており、「練習ラウンドで狙いどころをちゃんと把握してきた」。前半2番(パー5)は2打目を6Iで刻み、残り95ydをロフト角54度のウェッジで3m弱に寄せてバーディ。6番(パー5)も残り距離を計算しながら、103ydの3打目をピンそば1m弱につけてスコアを伸ばした。「風が吹いていない時のマネジメントはしっかりできていたかな」と振り返った。

4日間の戦いが始まった(撮影/石井操)

逆にスコアを落とすことになった要因には、かみ合っていないというパッティングを挙げる。「ボギーの内容はほぼ3パット。タッチが合わせられなくて。タイミングがずれていたのかな」と振り返った。「まあ落とした分、バーディは取れた」と次のラウンドに向けて顔をしっかり上げた。(岡山県笠岡市/石井操)

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