ビリー・アイリッシュ、環境に優しいグッチのキャンペーンとヴィーガン・ハンドバッグを発表

現地時間2023年10月30日、ビリー・アイリッシュが一連のインスタグラムの投稿で、グッチとタッグを組んだ新キャンペーンで、同社のプレミアム商品“デメトラ”を初公開する手助けをした。

発売記念の写真と動画は、ビリーと2種類のデザインからなるホースビット 1955 ハンドバッグを捉えている。トレードマークであるオーバーサイズド・ルックに合うように仕立てられたグッチの服に身を包んだ彼女は、映画『バービー』の挿入歌「What Was I Made For?」に合わせた映画のような動画で、高速で走るピックアップ・トラックの荷台に乗り、光沢のある赤いエレキ・ギターを持ってポーズを取りながらハンドバッグを披露している。

動画のキャプションには、「ビリー・アイリッシュを起用した新しいキャンペーンでは、グッチとしては初となる、75%が植物由来の原料で作られ、独自の革新的なアニマルフリー素材であるデメトラのハンドバッグを紹介します」と綴られている。

アシンメトリーなハンドバッグには、シルバーのチェーンが付いたブラックのフェイクレザーと、グッチのロゴをあしらったタンカラーのデザインがある。公式サイトでは、前者は3,500ドル(約52万6,000円)、後者は3,200ドル(約48万円)で販売されている。

同サイトのキャッチフレーズには、「ありのままの瞬間を捉え、ビリー・アイリッシュは新しいホースビット 1955 バッグを披露している」と書かれ、「よりエシカルな未来に対するグッチと彼女のコミットメントの両方を実証している」と続けている。

ビリーは以前から気候変動対策を声高に主張してきたため、グッチが環境に優しい新商品の紹介に彼女を選んだ理由は明らかだ。今年初め、彼女は米ヴォーグ誌のために気候変動活動家たちとの対談を主催し、Reverbとのパートナーシップで2022年に行った【ハピアー・ザン・エヴァー】ツアーの開催都市でエコ・ヴィレッジ、無料の給水所、環境NPOについての教育機会を設けていた。

© 株式会社阪神コンテンツリンク