2025年4月から京成の新路線に 京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併

2025年4月から京成の新路線に 京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併

 京成電鉄は10月31日、子会社の新京成電鉄を吸収合併することを決議しました。
 千葉県北西部を走る新京成線は、2025年の4月から京成の路線として新たなスタートを切ります。

 京成電鉄は、31日の取締役会で県北西部の事業基盤を強化するため、京成の完全子会社で、新京成線を運営する新京成電鉄を吸収合併することを決議しました。

 合併効力の発生日は2025年4月1日で、これ以降、松戸市の松戸駅と習志野市の京成津田沼駅をつなぐ新京成線は、京成の新たな路線となります。

 京成電鉄は今後、新京成線の運営会社を変更する手続きなどを進め、正式な路線名などを検討していくとしています。

 京成の担当者は、新京成線の運営会社が変わるだけで、外形的な変更に留まると強調した上で、「新京成電鉄が担ってきた社会インフラの機能は、京成がすべて継承する」と述べています。

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