宮城県産イチゴを仙台空港活用で台湾へ輸出 従来よりも1日早く現地に

品種の多さなどから海外でも人気が高い宮城県産イチゴについて、2024年1月から仙台空港を利用して台湾へ輸出する計画であることが分かりました。

仙台市青葉区で県産青果物の海外販路の拡大に関するセミナーが開かれ、事業者が県産イチゴの成田空港を利用した輸出の実績などを説明しました。

2022年度は山元町や蔵王町で生産されたイチゴが成田空港まで陸路で運送され、タイに約1.5トン輸出されました。

事業者や県によりますと、2024年1月からは仙台空港から台湾への直行便を利用して2万パック約900万円分の県産イチゴを輸出する計画だということです。

成田空港を利用する従来の輸送よりも1日早く現地に届けられ、鮮度が維持されるほか運転手不足などの問題が懸念されている2024年問題の解消にも貢献できるということです。

アライドコーポレーション海外事業部今井政樹さん「陸送で成田、成田からフライトでやっていますが、仙台空港を使うことがうまくインフラが整えば、収穫から3日目の販売が可能になる」

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