青山一丁目駅から徒歩5分程にある草月会館。
「世界のタンゲ」と呼ばれ世界中で活躍された有名建築家・丹下健三によって設計された建物で、建築好きを虜にしています。
そんな建物の2階にあるカフェ「コーネルコーヒー」が今回の主役。コーヒーの美味しさはもちろん、公園やイサムノグチが手がけた石庭の眺望が美しいことから人気を集めています。
“いけばな草月流”の拠点となる文化施設「草月会館」
世界的なアーティスト、イサム・ノグチによる石庭や、生け花の三大流派の一つである「いけばな草月流」の本拠地があるなどジャンルを超えた創造活動の発信地となっている草月会館。
そんな草月会館の2階にあるカフェ「コーネルコーヒー」では、建築家・丹下健三によって設計された当時のインテリアを残し、床と家具のみをデザインされた店内が来る人を魅了しています。
癒される。緑と共に過ごす「コーネルコーヒー」
店舗デザインを手掛けるのは「nendo」。
カウンターの側面も同じフローリング材で仕上げたり、一体的な印象が生まれるようにカウンターや階段のフローリングの目地が全て床と揃うようにするなどシンプルでミニマルなデザインが特長です。
竣工当時からここで使用されてきたエーロ・サーリネンの「チューリップ・チェア」は補修してマットブラック塗装を施して再利用するなど、当時のインテリアも残されています。
店内からはイサムノグチが手がけた石庭、そして赤坂御所や高橋是清翁記念公園の眺望が見えるなど、文化とカフェが融合したかのような空間はたまりません。
イタリア直輸入のコーヒーに、絶品スイーツも見逃せない
眺望だけではなく、コーヒーやスイーツも絶品。
コーヒー豆は、ローマで160年以上愛され続ける老舗コーヒーロースターが展開するカフェ＆バル「ボンドルフィボンカフェ」のボネリート豆が使用されています。
豊かな風味が特徴のアラビカ豆と苦みが特徴のロブスタ豆のブレンドした豆だそうで酸味と苦みのバランスが取れた、飲みやすいコーヒーがポイント。
全粒粉の芳ばしさに、外はカリッと中はふわっとしたコーヒーとの相性抜群の味わいの「プレーンスコーン」やボンドルフィボンカフェの豆を使用した「ティラミス」などのスイーツにもこだわりを感じます。
こちらテイクアウトも可能なので、ランチを食べた後にもおすすめです。
都会のオアシスにいるかのような「コーネルコーヒー」。洗練されたデザインに、石庭や赤坂御所を眺望できるカフェは唯一無二。一部席にはコンセントも付いているので作業にもご利用いただけます。
About Shop
「コーネルコーヒー」
東京都港区赤坂７丁目２−２１ 草月会館 2階
営業時間：10：00～18：00（L.O.17：30）
定休日：土日祝
公式Instagram：@connelcoffee
Takuma
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都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
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