中国電力中間決算 過去最大の黒字 カルテル問題の課徴金707億円納付も公表

中国電力は上半期の決算についての決算について過去最大の黒字で、9年ぶりに増収増益となったことを発表しました。

中国電力 中川賢剛社長「今年度第2四半期の決算は増収増益となりました。第2四半期決算では過去最大の黒字」

中国電力の4月から9月の売上高は8415億円で、前年の同じ時期より917億円の増収です。また営業利益は前年の同じ時期より2382億円プラスの1650億円、経常利益は2304億円プラスの1619億円で、純利益が1790億円増と過去最大の黒字になりました。

最大の要因は燃料価格が下がり燃料費調整額との差で利益が出たことで、電気料金の値上げも影響しているということです。

中国電力は今回の増益は一過性のものにすぎないとし、財務基盤の立て直しに全力で取り組みたいとしています。

また、カルテルを結んだとして命じられていた課徴金707億円について、納付期限の31日に支払ったことも明らかにしました。

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