英で1日に「AI安全サミット」 世界初、リスク対策を協議

英ロンドン郊外のブレッチリー・パーク。現在は博物館として使われている=2015年(AP=共同)

 【ロンドン共同】英政府主催の「AI安全サミット」が11月1日、ロンドン郊外で開かれる。2日間の日程。英政府によると、AIの安全性やリスク管理に重点を置いた世界初のサミットで、各国政府やAI開発企業の代表ら約100人が参加する。官民の協調態勢を構築できるかどうかが注目され、英担当閣僚は日本の貢献に期待している。

 スナク英首相のほかハリス米副大統領、EUのフォンデアライエン欧州委員長らが出席予定で、Xオーナーの米企業家イーロン・マスク氏も出席する見通し。

 1日は悪意ある主体によるAIを使った生物、化学兵器の開発や自律性を備えたAIが制御不能状態に陥る危険性などを話し合う。

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