政府・日銀、為替介入せず 9月28日~10月27日

東京都中央区の日銀本店=7月

 政府、日銀は9月28日~10月27日も外国為替市場に介入しなかった。円相場が1ドル=150円台に下落し、直後に147円台まで急騰した10月3日に円買いドル売りの介入があったとみる市場関係者もいたが、財務省が31日に10月分として公表した9月28日~10月27日の介入額はゼロだった。

 政府、日銀は過度な円安を食い止めるため、2022年9月22日に約24年ぶりの円買い介入に踏み切った。22年10月21日と24日にも介入したが、それ以降、23年10月27日までは介入を見送っていることが裏付けられた。

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