【移籍】アーセナルで「失いたくないが…」気になる噂。「来年1月、興味深いものになる」

むしろプレミアリーグ優勝への最大のキーマンに!?

日本代表DF冨安健洋の所属するイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCは現在、リーグ7勝3分の勝点24で、トッテナム・ホットスパーFCに次いで2ポイント差の2位につけている。

昨季のリーグ終盤での悔しさをバネに、ガナーズは若い選手たちを中心に進化を遂げ続けている。しかしここに来て、気になる移籍の噂が出ているという。

『フットボール・トランスファー』は10月31日、『コウト・オフサイド』の情報をもとに、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールが来年1月の冬のマーケットで、複数のクラブから関心を示されており「興味深いものになるだろう」と伝えたという。

同メディアは今年8月、28歳のスペイン代表GKダビド・ラヤをブレントフォードFCから獲得した際にミケル・アルテタ監督が、ラムズデールに代わる存在として獲得したのではないと語っていたコメントに言及。ただ現在“ナンバー・ワン”(正守護神)としての地歩をラヤが固めようとしていると伝える。そして一方、複数のGKを獲得してきたチェルシーFCだが、いまだに新戦力を物色していると言われる状況にも触れる。

188センチある25歳のラムズデールについて、来年1月、移籍の可能性はあるのか? 『コウト・オフサイド』は「どのクラブにとっても、まだ状況は難しいだろう。チェルシーについては話を聞きます。ただプレーしていなくても、チームにポジティブな影響を与えられる。アーセナルは彼をシーズン途中には失いたくないだろう」と、アーセナルが是が非でも引き留めるだろうと読んでいる。

「もちろん噂も関心も、問い合わせもあるはずだが、アーセナルはラムズデールを引き留めるために全力を尽くし、彼らは彼を必要とするかもしれない。1月は興味深いものになるだろう」

何より決してラヤを完全にレギュラーと決めたわけではない。あくまでも競争によってシーズン中にもチーム力を高めることが、優勝への条件であり、アルテタ監督の狙いでもある。

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冬の市場でのアーセナルの選手の入れ替えはどれぐらいあるのだろうか。昨季終盤の失速を経験しているだけに、クラブも“勝負どころ”と見ているかもしれないが、一方、既存戦力で戦うことを重視する可能性もある。

むしろラムズデールが、ガナーズ悲願のプレミアリーグ優勝に向けた最大のキーマンになるかもしれない。

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