トヨタ自動車は31日、米ノースカロライナ州に建設する電池工場に約80億ドル(約1兆2千億円)を追加投資し、新たに3千人を雇用すると発表した。追加投資で電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に搭載する電池の生産ラインを新たに8本立ち上げ、生産能力を強化する。
今回の追加投資により、この工場への累計の投資額は約139億ドル(約2兆1千億円)に達し、雇用は5千人を超える。電池の生産ラインは2030年までに計10本となり、北米で生産を始めるスポーツタイプ多目的車(SUV)などに搭載するとしている。