襲撃事件で裂傷を負ったグロッソ監督「サッカーを愛する人にとって悲劇」

[写真:Getty Images]

リヨンを率いるファビオ・グロッソ監督が襲撃事件後、初めて心境を語った。自身のインスタグラムで明かしている。

グロッソ監督は10月29日、開催予定だったリーグ・アン第10節のマルセイユ戦に向かう道中のバスで襲撃事件に遭遇。マルセイユサポーターによる石の投擲などの襲撃に遭い、顔面に3cmの裂傷を負って12針を縫うケガを負った。

この襲撃事件を受けて試合は中止に。

グロッソ監督はインスタグラムにて「あの事件は悲劇だった。サッカーを愛する人にとってもそうだ。この事件が我々の将来の教訓となることを心から願う。皆さんのサポートに感謝します」とコメント。

フランスではサポーターの暴徒化による事件が他国リーグに比べて頻発している印象だが、その負の流れをグロッソ監督のメッセージによって好転することが望まれる。

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