レンジャーズが1イニングでサイクル達成 3回終了で大量リード

ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドで行われているワールドシリーズ第4戦は、序盤からレンジャーズ打線が火を噴き、3回終了時点で10対0という一方的な展開に。レンジャーズは2回表、3回表と2イニング連続で5点を奪った。2回表にはチーム全体で「サイクルヒット」を達成。ワールドシリーズの1イニングで単打、二塁打、三塁打、本塁打を放ったチームは1991年のブレーブス以来32年ぶりとなった。

主砲アドリス・ガルシアを故障で欠くことになったレンジャーズは、初回は二死からミッチ・ガーバーが四球を選んで出塁したものの、エバン・カーターが倒れて無得点。しかし、2回表は先頭のジョシュ・ヤングの二塁打から二死3塁とし、ダイヤモンドバックス2番手のミゲル・カストロの暴投で1点を先制した。

そこからレオディ・タベラスの四球、トラビス・ジャンコウスキーのヒットで1・2塁とし、マーカス・セミエンのタイムリー三塁打で2点を追加。続くコリー・シーガーには2ラン本塁打が飛び出し、一挙5得点のビッグイニングとなった。シーガーの一発により、レンジャーズは1イニングのあいだにチーム全体で「サイクルヒット」を達成。ワールドシリーズでは1991年の第5戦でブレーブスが2度(4回裏と8回裏)記録して以来のことである。

レンジャーズの猛攻はこれだけでは止まらず、3回表一死1・2塁からダイヤモンドバックスの今シリーズ初失策でチャンスを広げると、二死満塁からジャンコウスキーの2点タイムリー二塁打とセミエンの3ラン本塁打で一挙5点を追加。試合は3回を終了し、レンジャーズが10対0でリードする一方的な展開となっている。

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