東証、午前終値は3万1475円 円安進行で収益改善に期待

日経平均株価の上げ幅が一時700円を超え、3万1000円台を回復したことを示すモニター=1日午前、東京・東新橋

 1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。一時、前日終値から700円余り上げ、節目の3万1000円台を回復した。外国為替市場で円安ドル高が進み、自動車などの輸出企業を中心に収益が改善すると期待された。

 午前終値は前日終値比616円77銭高の3万1475円62銭。東証株価指数(TOPIX)は48.41ポイント高の2302.13。

 前日の米株式相場が上昇した流れも波及し、取引開始直後から幅広い業種に買い注文が入った。2023年9月中間決算で堅調な業績が確認できた銘柄の値上がりが目立った。

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