中国オープンはアジアンツアーに復帰 香妻陣一朗が出場

香妻陣一朗は海を渡りアジアンツアー終盤戦をプレーする ※撮影は2023年「ANAオープン」(撮影/今井暖)

◇アジアン◇ボルボ中国オープン 事前情報◇ヒドゥングレースGC (中国)◇7145yd(パー72)

2023年も残すところ4試合となったアジアンツアーは会場を中国に移した。1週のオープンウィークを挟んで迎える3連戦の初戦が5日(木)に開幕する。

28年の歴史を持つ大会は主催団体に変遷がある。中国ゴルフ協会が1995年の初回大会を行った翌年以降はアジアンツアーが運営。2004年に欧州ツアーが共催に加わってから、09年にアジアンツアーに代わってワンアジアツアーがパートナーになるなどスイッチが目まぐるしい。コロナ禍の20年、21年は中国ツアーが単体で開催。22年大会はDPワールドツアー(欧州ツアー)の主催で実施する予定だったが、中止になった。

深センにある会場のヒドゥングレースGCは前回大会までのゲンゾンGCが名称を変えてリニューアル。香港の市街地からも45kmあまりのエリアにあるリゾートコースだ。21年はリー・ハオトン(中国)が通算8アンダーで優勝。欧亜ツアー共催だった19年はミッコ・コルホネン(フィンランド)が20アンダーでプレーオフに進み、ベンジャミン・エベール(フランス)を破った。

賞金ランキングトップを走るアンディ・オグルトゥリー、2位のミゲル・タブエナ(フィリピン)、3位プーム・サクサンシン(タイ)らがフィールド入り。日本勢は香妻陣一朗のほか、予選会を通過した中井賢人がエントリーした。

<主な出場予定選手>
アンディ・オグルトゥリー、サドム・ケーオカンジャナ、キム・ビオ、トラビス・スマイス、パチャラ・コンワットマイ、グレーム・マクドウェル、中井賢人、ジャズ・ジェーンワタナノンド、スコット・ヘンド、ミゲル・タブエナ、香妻陣一朗

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