張本智和、アジア大会のリベンジ果たして2回戦へ 伊藤美誠も白星<卓球・WTTチャンピオンズフランクフルト2023>

<卓球・WTTコンテンダーフランクフルト2023 日程:10月29~11月5日 場所:フランクフルト(ドイツ)>

31日、WTTチャンピオンズフランクフルトは大会3日目を迎え、男女シングルスの1回戦が行われた。

男子シングルス1回戦で、張本智和(智和企画)は張禹珍(ジャンウジン・韓国)と対戦。張本は9月の杭州アジア大会で張禹珍に無念の逆転負けを喫していたため、今回の試合はリベンジマッチの意味合いも持っており、試合前から注目が集まっていた。

第1ゲームは、張禹珍の強烈なフォアドライブに張本が押される展開が続き、張禹珍にゲームを奪われるも、第2ゲームからは張本がブロックや台上技術でポイントを重ね、第2、第3ゲームを奪取する。第4ゲームは再び張禹珍に奪われるも、最終第5ゲームは張本がブロックとカウンターを中心に冷静な試合運びを見せ、最後は張本のストップを張禹珍がネットに引っ掛け、試合終了。フルゲームの激戦を制してリベンジを果たした張本が、2回戦に駒を進めた。

女子シングルス1回戦では、伊藤美誠(スターツ)がディナ・メシュレフ(エジプト)と対戦。伊藤にとっては9月のアジア選手権以来、約2か月ぶりの国際大会。試合ではミスの少ないメシュレフのプレーに苦しむも、要所要所でポイントを取り切って、ゲームカウント3-1で勝利。2回戦進出を決めた。

31日の日本選手試合結果

男子シングルス1回戦

張本美和(智和企画)3-2 張禹珍(ジャンウジン・韓国)

女子シングルス1回戦

〇伊藤美誠(スターツ)3-1 ディナ・メシュレフ(エジプト)

1日の日本選手試合予定

女子シングルス2回戦

早田ひな(日本生命)- 張本美和(木下アカデミー)

文:ラリーズ編集部

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