クーパン株価が一週間で30%下落...理由は?

クーパンの株価が一週間で30%下落した。

去る11日のニューヨーク株式市場に上場したクーパンだが、一週間ぶりに株価が30%下落し、50ドル台を割った。上場初日に40%以上急騰したが、その後は下落基調が続いている。

16日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でクーパン(CPNG Class A)の株式は、前場より6.58%(3.32ドル)下落となる47.13ドルで取引を終えた。上場初日の終値49.25ドルよりも低い価格となった。最高値(69.00ドル)から30%以上低下している。

韓国メディアなどによると、前日にキム・ボムソク=クーパン理事長が、株式の一部を売却したことや、18日には社員たちに付与されたストックオプションの売却禁止(保護)期間が一部解けることなどが株価下落要因として市場に影響を与えたとみられる。

キム・ミョンジュ=未来アセットテウ研究員は、「成長性と流通市場内シェアの上昇の可能性は高いが、株価売上比率(PSR)の3倍以上に上昇した場合、短期バリュエーション(実績比株価水準)の負担も存在する」と説明した。

(参考記事:「クーパンNY市場上場、時価総額は9.6兆円に…アリババ以来最大の米上場外国企業」)
(参考記事:「「クーパンの次はマーケットカーリー」米紙伝える」)

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