セレーナ・ゴメス、“世界で起こっている恐怖、憎しみ、暴力”を理由にしばらくSNSから離れると投稿

セレーナ・ゴメスは、最近【MTVビデオ・ミュージック・アワード】の第一回<最優秀アフロビーツ賞>をレマと共に「Calm Down」で受賞したり、「Single Soon」で13曲目となる米ビルボード・ポップ・エアプレイ・チャート“Pop Airplay”TOP10ヒットを記録するなど絶好調にもかかわらず、しばらくSNSを控えるつもりだと発表した。

現地時間2023年10月30日に自身のインスタグラム・ストーリーズにシェアされたメッセージで彼女は、「ソーシャル・メディアから距離を置いています。世界で起こっている恐怖、憎しみ、暴力、恐ろしい出来事のすべてを見ると心が痛むからです。拷問され、殺される人々や、特定のグループに対する憎悪の行為は恐ろしいものです」と綴り、「私たちはすべての人々、特に子供たちを守り、永久に暴力を止めなければなりません」と続けた。

さらに彼女は、ネットで意見を言っているだけでは問題の解決につながるとは思えないと付け加えた。「私の言葉がすべて皆さんにとって充分でなかったり、ハッシュタグにはならないのだとしたらごめんなさい。ただ、罪のない人たちが傷つくのを黙って見ていられない。それが私をうんざりさせるんです」と彼女は書き、「世界を変えられたらいいのにと思います。でも、投稿では変えられない。愛を込めて、セレーナ」と締めくくった。

また、その3時間後に投稿されたストーリーで彼女は、20歳以上歳が離れた妹が赤ちゃんだった頃の写真をアップし、「妹がいるので、(辛いニュースを目にする)毎日で非常に病んでしまいました。私は子供たちと罪のない命のためなら何でもします」とキャプションを添えた。

インスタグラム史上最もフォロワー数の多い女性、ミュージシャン、俳優であるセレーナが、自身のSNS活動に関して何らかの説明をしたのは10月に入ってから2度目となる。3日に彼女は、デュア・リパと不仲なのではという噂を否定するために、デュアのアカウントのフォローが外れてしまったのは純粋に偶然だったと説明した。

セレーナはかなり活発な秋を過ごしている。「Calm Down」と「Single Soon」の継続的な成功に加え、【エミー賞】にノミネートされたコメディー・ミステリー・シリーズ『マーダーズ・イン・ビルディング』のシーズン3が解禁されたほか、『Selena + Chef: Home for the Holidays』と題された4部構成の特別シリーズの発表もあった。また、【2023 ビルボード・ミュージック・アワード】では5部門のファイナリストでもある。

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