シザ、「Slime You Out」で初コラボしたドレイクに“妨害”されたと感じた理由を明かす

ドレイクとシザの初のコラボ曲「Slime You Out」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で初登場1位を獲得し、両ミュージシャンにとってヒット曲となったが、シザは当初、この楽曲の彼女のファースト・テイクを使用したドレイクに不満を持っていたと明かした。

現地時間2023年10月31日に公開された米WSJマガジンとのインタビューでシザは、まるでドレイクが彼女を“妨害”(サボタージュ)しようとしているように感じたと語っている。ただ、妨害されているという感覚はドレイクだけに限らないと強調した。「私の初稿(ファースト・テイク)を受け入れる人は誰も信用しません」と彼女は同誌に語っている。

【グラミー賞】を受賞している彼女は、「ドレイクに初稿を渡したところ、彼はそれをアルバムに収録したんです。私は2テイク目のボーカルも提出したんですが、彼がそれを使わなかったから怖かった。今になって、“私を妨害しようとしているの?”と思ってしまいます。そんなことないってわかっています。文字通り、そんなことはないとわかっているんですが、自分の初稿に対してそれだけ嫌な気分なんです。楽な感じで何かが生まれると、それを楽しめなくなりそうになるんです」と説明している。

「Slime You Out」のリリース後、この曲はちょっとした論争に巻き込まれた。ドレイクが2012年の【ニコロデオン・キッズ・チョイス・アワード】で女優のハル・ベリーがスライムまみれになっている写真をジャケットのアートワークに使用したからだ。ベリーによるとこれは無許可だったようで、彼女はインスタグラムに、「時には自分が“より大きな男”にならなければならないこともある……たとえ女性であってもね!」と投稿し、その後、「私の許可を得ていません。それはクールじゃないよ……見損ないました!」と明かしていた。

また、別のコメントに対して彼女は、「だから今日の投稿をしたんです。尊敬する人に失望したら、より大きな人間になって踏ん切りをつけなければならない!」と付け加えていた。

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