ヤマエグループホールディングス<7130>、菓子・食品卸のコンフェックスホールディングスを子会社化

ヤマエグループホールディングスは、菓子・食品卸のコンフェックスホールディングス(東京都渋谷区。売上高2448億円、営業利益20億円、純資産127億円)の株式66%を取得し、子会社化することを決めた。菓子卸事業の拡大が狙い。ヤマエは2016年に九州一円を地盤とする、いんま商事(現ヤマエ菓子、福岡市)を子会社化し、菓子卸に本格参入。2018年には関連会社を通じてコンフェックスに資本参加していた。取得価額は161億4300万円。取得予定日は2023年12月29日。

コンフェックスは1906(明治39)年に「四国屋商店」として創業した老舗菓子卸で、日本全国のほぼすべての菓子メーカーと取引を持つ。2018年に、国内投資ファンドのティーキャピタルパートナーズ(東京都千代田区)が事業承継支援を目的にコンフェックスを傘下に収めていた。

ティーキャピタルパートナーズは東京海上グループだったが、2019年にMBO(経営陣による買収)で東京海上グループから独立した。

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