中国船3隻が領海侵入 尖閣周辺、今年33日目

沖縄県・尖閣諸島の魚釣島=1月(石垣市提供)

 1日午前2時5分ごろから、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入した。うち1隻は午前5時10分ごろに領海の外側に出たが、午前11時25分ごろに別の1隻が侵入し、計3隻が領海内にとどまっている。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは10月17日以来で、今年33日目。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、3隻のうち1隻は機関砲のようなものを搭載。日本漁船の動きに合わせて航行しており、領海から出るよう巡視船が警告した。

 接続水域を含め、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは89日連続となった。

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