アストロズもカウンセルに興味か 4チームによる争奪戦の可能性も

今季限りでブリュワーズとの3年契約が満了するクレイグ・カウンセル監督。決して裕福とは言えないブリュワーズを直近6シーズンで5度もプレーオフに導いている手腕には高い評価が与えられており、ブリュワーズが契約更新を熱望しているほか、メッツとガーディアンズも面接を実施したことが報じられている。さらに、地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」のカート・ホッグ記者によると、ダスティ・ベイカー監督が勇退したアストロズも新監督候補としてカウンセルに興味を示しているようだ。

ホッグ記者は関係者から聞いた情報として「アストロズはカウンセルに興味を示している。ただし、どれくらい真剣に考えているかは不透明だ」と伝えている。勇退したベイカーの後任は、ジョー・エスパーダ・ベンチコーチとアストロズOBでタイガースとエンゼルスでの監督経験があるブラッド・オースマスの2人が最有力候補とみられているが、今後アストロズがカウンセルの面接を実施する可能性もありそうだ。

「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、メッツとガーディアンズの面接を受けたカウンセルは、ブリュワーズにとどまる可能性も含め、自身の将来について熟考しているところだという。一時は監督業を離れ、少なくとも1年は休養を取る可能性も取り沙汰されたが、モロシ記者は「カウンセルは来季も指揮を執る可能性が高まっている」と伝えており、来季もどこかのチームで監督を務めることになるだろう。

カウンセルに関しては、地元球団のブリュワーズにとどまることを予想する声がある一方で、「メッツに移ることを真剣に考えている」との報道もあり、その動向には大きな注目が集まっている。アストロズが本格的にカウンセル招聘に向けて動き始めた場合、ブリュワーズ、メッツ、ガーディアンズ、そしてアストロズの4チームによる熾烈な争奪戦が繰り広げられることになるかもしれない。

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