俳優としてのビジネスモデルを変え始めた山田孝之

俳優の山田孝之が10月30日、都内で行われた「AEON Pay・イオンカード」新CM発表会に出席したことを、各メディアが報じた。

スマホ決済サービス「AEON Pay」のチャージ払い機能などを紹介する新CMが11月6日から放送される。山田は新CMの監督と主演を務めた。

オファーを受けた際の心境を、「一緒にゼロから(CMを)作りましょうというのは、めったにない機会なので、ぜひやらせていただきたいなと思いました」と明かした。

これまでにも映画監督の経験などもあるが、CM制作との違いを「本当にもう、1秒でも0コンマでもなく、1フレ2フレをせめぎ合う。そこをみんなで見ながら、どっちの方が良いか(考える)という、すごく細かい作業が多いですね」と説明した。

「もともと、俳優としてはあまりCMのオファーを受けない印象で、その理由を本人は周囲に『CMに縛られると、やりたいことができなくなるから』と語っていたという。しかし、なかなか自分が出演するCMの監督をできる俳優はいないので、山田は貴重な存在。今後、自分の出演するCMは自分で監督業もこなすことになるのでは」(芸能記者)

現在、俳優の竹野内豊とダブル主演の映画「唄う六人の女」が公開されている。人里離れた森の奥深くに迷い込んだ2人の男と、その森に暮らす6人の女たちを巡るサスペンススリラー。

竹野内は、父が遺した山を売るために生家に戻った萱島を、山田はその土地を買いに来た開発業者の下請けの宇和島をそれぞれ演じた。

10月28日に行われた舞台あいさつで山田は竹野内について、「(役が)バチバチな関係性なので、話すというよりも、現場の森の中で動植物をめでている竹野内さんを見て、癒やされていました」とぶっちゃけた」

2人の〝演技バトル〟が見ものだ。

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