イチゴ形の熱気球、県庁前にお目見え 「ハートベリー号」イベントに向けテスト係留

県庁前でテスト係留が行われたイチゴ形熱気球=1日午前10時35分、宇都宮市本町

 宇都宮市本町の県庁前芝生広場に1日、真っ赤なイチゴの形をした熱気球がお目見えした。来年1月14日に県庁などで開催される「いちご王国・栃木の日」イベントに向け、県が熱気球「ハートベリー号」のテスト係留を実施した。

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 県産イチゴをPRする同イベントは、例年1月に開催される。来年は栃木市・渡良瀬バルーンレース実行委員会の協力で、同実委が所有するイチゴ形熱気球の展示・体験搭乗を企画している。

 熱気球は高さ25メートル、体積が3千立方メートルで、イチゴ形は珍しいという。イベント当日の気球の場所や動線を確認するため、初めて同広場で気球を膨らませ、ロープで固定したまま数メートル浮上させた。

 青空の下、搭乗体験した同市、主婦里見智美(さとみともみ)さん(39)は「かわいいデザイン」、長女咲怜(みれい)ちゃん(2)は「楽しかった」と笑顔だった。

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