虐待の疑いがある乳幼児を迅速に保護するため 児童相談所と警察が立ち入り調査の訓練を実施

虐待の疑いがある子どもを迅速に保護するための訓練が1日、三重県で行われました。

この訓練は、虐待を受けている疑いがある生後7か月の男の子を一時保護するという想定で行われました。

1日は児童相談所の職員と警察官、合わせて約40人が参加し、職員らが抵抗する親を説得して立ち入り調査に入り、男の子を一時保護するまでの一連の流れを確認しました。

三重県では、ことし5月に4歳の女の子が母親から2度にわたって暴行を受け、その後に死亡するという事件が起きていて、訓練を視察した一見勝之知事は「児童相談所と警察が一丸となって取り組む必要がある」と話していました。

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