11月1日は犬の鳴き声「ワンワンワン」にちなみ、犬の日です。
千葉県成田市の麻薬探知犬訓練センターでは、不正薬物の捜査に生涯を尽くした犬たちの慰霊祭が行われました。
全国で唯一、麻薬探知犬の育成・訓練を行う成田市の東京税関麻薬探知犬訓練センターでは11月1日、慰霊祭が開かれ、税関の幹部や、センターの職員など約50人と現役の麻薬探知犬などが参列しました。
慰霊碑には、不正薬物取締りの第一線で活躍するなどして、このセンターで生涯を終えた30頭の犬の霊が祀られていて、犬の遊び道具のタオルを巻いたおもちゃやエサが供えられました。
センターの田村昇室長は、「これからも世界に誇る麻薬探知犬チームとなるよう、ここに眠る犬たちに誓います」などと追悼の言葉を述べ、その後、職員たちが黙とうを捧げ敬意を示しました。