芸能界人気カップルのコスプレにベテラン女優が激おこ 『大草原の小さな家』のローラ女優は組合批判

『トランスフォーマー』で知られる女優のミーガン・フォックス(37)が全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のハロウィンのガイドラインを無視したとして非難された。毎年恒例のカサミゴス・ハロウィン・パーティーで、ミーガンは映画『キル・ビル』の暗殺者ゴーゴー夕張に扮し、ビアトリクス・キドーの衣装に身を包んだ婚約者マシン・ガン・ケリー(33)と登場した。ハリウッドではストライキが現在進行中であり、同組合は俳優たちにストライキの対象となっている映画会社などによるテレビ番組や映画の登場人物のコスプレをしないよう呼びかけていた。

ロマンティック・コメディ『ファミリー・ゲーム/双子の天使』のチェシー役で知られ、同組合のストライキ中も積極的にピケティングを行っている女優のリサ・アン・ウォルター(60)は、ミーガンについてXにこう投稿している。「なんて反抗的なの。くだらない事のためにポーズを取り続ければよいわ、可愛いお嬢さん。その間、私たちは最低限の契約をしている俳優達が公平な契約を得るために、無給で1日10時間働くわ」

パーティーには、このほか『モダン・ファミリー』のサラ・ハイランド(32)と夫のウェルズ・アダムス(39)がヴァージニア・ヴェニットとハッピー・ギルモアに扮して登場していた。

同組合のストライキへの支持は広がっているものの、一方ではライアン・レイノルズ(46)やマンディ・ムーアなどが、そのハロウィンガイドラインを非難していた。『デッドプール』で知られる米俳優のライアンは、ストライキを受けた映画やテレビ番組のコスチューム禁止について「一晩中、8歳の子供に『スト破り!』と叫ぶのが楽しみだ」とXに投稿、ハリウッドを膠着状態に陥れた同組合の方針を揶揄していた。歌手兼女優のマンディは「みんなが仕事に戻れるよう、交渉のテーブルに着いて公正な取引をして。お願いだから」とインスタグラムストーリーに投稿。またドラマ『大草原の小さな家』のローラ役で知られる元SAG-AFTRA会長のメリッサ・ギルバート(59)も、同組合の動きを批判。「これがあなたたちの考え?文字通り、ハロウィンに何を着ようが誰も気にしないわ。こんな幼稚なことでストライキが終わるとでも思っているの?冗談にしか見えない。どうかこの規則をなくすと宣言し、そして交渉に行って!」とインスタグラムで述べている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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