大相撲の横綱照ノ富士=伊勢ケ浜部屋=が1日、那覇市の奥武山公園の相撲場で稽古を公開し、子どもたちと交流した。ぶつかり稽古では、力士の体がぶつかり合い「バチン」という音が響き、子どもたちからは「すげえ」とどよめきの声が上がった。
照ノ富士をはじめ伊勢ケ浜部屋の力士が県内で子どもたちと交流するのは、今回が初めて。
てだこ相撲クラブの郡将之介さん(10)はユーチューブで大相撲を見て技などを研究しているといい「迫力があった。でっかくて強くて、びっくりした」と目を丸くした。
照ノ富士は「子どもたちに相撲をもっと好きになってもらいたい」。伊勢ケ浜親方は「相撲を通じて交流を深めて、ゆくゆくは相撲界に入門して横綱を目指してほしい」と話した。