24時間「無人」のコンビニエンスストアが登場

東広島市に、全国の道の駅では初めて、24時間”無人”のコンビニエンスストアが登場しました。

24時間、無人…。そんなコンビニエンスストアができたのは、東広島市にある「道の駅・西条のん太の酒蔵」です。

■宮脇アナウンサー

「一見すると普通のコンビニですが、入り口のドアには小さなカメラが取り付けられています。近づくと顔が認証され、ドアが開きます。中に入ると通常のコンビニと同様に買い物することが出来ます。」

店内では、防犯カメラ5台が稼働。会計は機械を通して、現金や電子マネーで支払います。買い物が終わると、顔認証で外に出るシステムで、利用のための登録は不要です。これまでは道の駅と同じ午後8時半に営業を終えていましたが、1日からは無人で24時間営業です。ターゲットは、地域の住民のほか、道の駅の駐車場で深夜に休憩を取るトラックの運転手です。

■第一ビルサービス 観光事業部 林 麻衣子さん

「大型のトラックが入れるコンビニが少なかったりうちの道の駅が24時間のコインシャワーを完備していて、トイレも完備しているので、夜間の休憩の際に、飲み物であったりお弁当を買って休息する時間にして貰えれば」

■宮脇アナウンサー

「今日から24時間の無人のコンビニができた。」

■トラックドライバー

「えっ、ヤマザキショップ?そうなんですかー、へー。ずっとトラックで生活しているので、いつでも食べ物があるのはすごくいいと思う。」

管理者によると道の駅の施設と一体となった24時間”無人”のコンビニエンスストアは、全国で初めてだということです。

《2023年11月1日》

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