オープン前には開店を待ちわびたお客さんで大行列ができていました。1日にグランドオープンした「ゆめテラス祇園」いったいどんな特徴のお店なんでしょうか?
安佐南区にグランドオープンした「ゆめテラス祇園」はイズミが手がける新業態「ゆめテラス」の1号店です。「利便性」とともに「自然やゆとりを感じられる憩いの場」をコンセプトに1973年に開業した「ゆめタウン祇園」の跡地に建設されました。
新店舗は3階建てで1階には美容室やクリーニング店が、6月に先行オープンした2階の「食品館」にはバラエティ豊かな総菜や生鮮食品などが並びます。
客「何があるかなと思って安いものを目当てに来ました。安いものがいっぱいあったので良いものを食べようかな」「ちょっと休みながらゆったりと、このスペースぐらいがちょうどいい。近くで買い物に来やすくなったかな」
これまでの「ゆめタウン祇園」と大きく違うのがドラッグストアやフードコートが入る“3階”。
目玉は県内で3番目の大きさを誇る「無印良品」です。
斉藤 俊幸記者「店内にはこのような生活雑貨はもちろん、買い物の合間に読書やコーヒーを楽しめる無印良品らしいウッド調のカフェスペースが用意されています」
家具などに力を入れる大型ショッピングモールの店舗などとは違い、並ぶ商品や店の作りは地域仕様です。生活用品や衣料品などの品ぞろえに特に力を入れているほか県内産の旬の野菜なども取り揃えます。
看護師や管理栄養士などに気軽に健康相談ができる全国で3店舗しかない「まちの保健室」も入るなど買い物だけでなく地域住民の“立ち寄りやすさ”にこだわった店内となっています。
無印良品ゆめテラス祇園 埋橋光店長「地域の方に喜んでいただけるような地域と一緒にこの地域を育んでいけるような店舗になっていければ」
ゆめテラス祇園 魚本和正店長「地域とイズミ、無印良品さんがタッグを組んで楽しい店(人が)集える店を作っていきたい」
「ゆめテラス祇園」は今後、行政とも連携し「盆踊り大会」など地域イベントも実施する予定だということです。