きのう(10月31日)、三重県鳥羽市の海女小屋にやってきたのは中東・ドバイのインフルエンサーたち。
一体なぜ三重県を訪れたのでしょうか?
三重県鳥羽市の海女小屋で伊勢エビをほおばる、こちらの女性たちはアラブ首長国連邦のドバイで活躍するインフルエンサーです。
(インフルエンサー アマリさん)
「これ(伊勢エビ)が一番。とてもおいしい」
インスタグラムのフォロワー数は全員合わせて100万人超え。
この日も豪快な浜焼きをスマホでパシャリ!
彼女たちは10月29日に日本を訪れ、30日は1泊1人の宿泊料金が12万円台からという三重県志摩市の高級ホテル「COVA(コバ)KAKUDA(カクダ)」に宿泊。
31日は現役の海女から伝統漁業についての説明を受けました。
彼女たちを三重県に招待したのは日本政府観光局。
コロナ禍で落ち込んだ「インバウンド需要」が回復しつつある今、海外の富裕層をいかに首都圏以外の地方に呼び込むかが国の観光施策の重要な「カギ」となっていて、彼女たちは撮影した写真をSNSにアップし、世界のフォロワーたちに「MIE=三重」の魅力を発信します。
(インフルエンサー アマリさん)
「私は人々が今まで見落としてきたような新しい場所を発見したいし、そういう場所に行きたい。みんなが行ったことがあるような場所には行きたくないから、今とてもうれしいわ」
海外富裕層の心を掴み「地方での消費拡大」に、いかにつなげるか。
国や自治体が、あの手この手の戦略を打ち出しています。