「一年中、ノーネクタイ、ノージャケット。」 温室効果ガス排出量ゼロを目指し 市役所で取り組み【長野・安曇野市】

「一年中、ノーネクタイ、ノージャケット。」安曇野市の職員が始めた、温室効果ガス排出量ゼロを実現する取り組みです。

「少し働く様子を見せる」

きょうから11月、職員は例年ならネクタイを着用しているはずですが…ほとんどの人がしていません。安曇野市役所で始まった「通年ノーネクタイ・ノージャケット」の取り組み。従来通りスーツやワイシャツを基本としていますが、ネクタイ、ジャケットの着用は個人の判断としています。

■職員
「TPO(時間・場所・場合)を踏まえるのは大切ですが、普段は肩肘張らず気楽に仕事が出来るのでとても助かっている」

市が計画している温室効果ガス排出量ゼロを実現する取り組みの一環です。

■安曇野市総務部財産管理課・中島俊一郎 係長
「光熱水費の削減など省エネルギーの推進だけでなく、ゼロカーボンやSDGsの意識付けになればと思う」

市民サービスの向上を図る目的もあります。

■職員
「ネクタイとジャケットをしていないと、あんまり堅苦しくないというか、市民もリラックスして接してくれている人もいるのかなと思う」

ただ、式典や会議などではこれまで通りネクタイとジャケットを着用します。

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