愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園のジブリパークに新エリア「もののけの里」がオープンしました。会場では宮崎吾朗監督が来場者を出迎えました。
1日、長久手市のジブリパークにオープンした新エリア「もののけの里」。開園待ちの列の先頭に並んでいたのは…この1年で何十回とパークを訪れたというジブリファンの2人組。
(来園客)
「映画と同じ建物が生で見られるのが楽しみ」
「早く起きて気合を入れてきた」
そして、午前10時。
(永岡歩アナウンサー)
「ジブリパークオープン開園1年です。そして、1日は『もののけの里』がオープンしました」
続々と入っていく来園客をスタジオジブリの宮崎吾朗監督と、愛知県の大村知事がお出迎え。
ジブリ作品「もののけ姫」に出てくる里山の風景をイメージしたエリアで、「タタリ神」をイメージしたオブジェや、「乙事主(おっことぬし)」がモチーフの滑り台などがあります。
(スタジオジブリ・宮崎吾朗監督)
「やっとできたなという感じ。自分的には90点くらい。風景や雰囲気そのものを味わってもらうのが一番いい」
記念すべき初日を楽しんだ人は…
(来園客)
「乙事主の滑り台がよかった。大人は滑れないので、子どもに戻りたくなった」
「もののけ姫が大好きで、オープンをずっと楽しみに待っていた。毎月来てもいい…毎週来てもいいくらい。」
また、2005年の愛知万博に毎日欠かさず通い続け、当時「万博おばさん」として注目を集めた瀬戸市の山田外美代さん(74)の姿も。
(山田外美代さん)
「山を見ながら何も崩さないで、そこを生かしているところが、愛・地球博の理念をしっかり継承している」
来年3月には「ハウルの動く城」や「魔女の宅急便」の世界観を楽しめる「魔女の谷」もオープンする予定ですが、このエリアがパークの「大トリにふさわしい」と話す宮崎監督が、こんな一言をポロリ…
(スタジオジブリ・宮崎吾朗監督)
「まわるものがあるかも…」
「まわるもの」とは一体なんなのか…来年3月のオープンにも期待が寄せられます。