ロマンスカーミュージアムにウルトラセブンがやって来た 登場キャラ乗車のエピソードが縁で特別展示

ウルトラセブンと一緒に写真を撮る親子連れ。後ろはロマンスカーNSE=ロマンスカーミュージアム

 小田急電鉄の鉄道博物館・ロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市めぐみ町)で1日、60周年を迎えた同電鉄のロマンスカーNSEと、放映55周年の特撮ヒーロー「ウルトラセブン」がコラボレーションした特別展示「ロマンスカーNSE60th記念展示 ウルトラセブンとロマンスカー・NSEが生まれた時代」が始まった。12月4日まで。

 同電鉄によると、ウルトラセブンの第2話「緑の恐怖」で、防衛隊員になりすました宇宙人ワイアール星人がロマンスカーNSEに乗って箱根に向かうエピソードがあるという。

 特撮で有名な円谷プロダクションの協力で、ウルトラセブンをはじめワイアール星人、人気の怪獣エレキングなどの着ぐるみを1階ロマンスカーギャラリーに展示。特撮で使用されたウルトラ警備隊の制服、同警備隊の戦闘機ウルトラホーク1号などもある。

 大和市から訪れた久保賢一さん(68)は熱心なファン。「楽しみにして初日に訪れた」と話し、じっくりと見学した。多くの親子連れも訪れ、ウルトラセブンと一緒に写真を撮って楽しんでいた。

 12日と26日に同館学芸員によるガイドツアーもある。火曜定休。入館料大人(中学生以上)900円、小学生400円。記念展は入館料のみで見学できる。

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