横浜中華街でイルミネーション「春節燈花」点灯 舞い上がる竜に繁盛願う

横浜中華街で始まった「春節燈花」のライトアップ=1日、横浜市中区山下町

 中国の旧正月「春節」に向け、イルミネーションで祝賀ムードを盛り上げる「春節燈花」の点灯式が1日、横浜市中区山下町で行われた。縁起の良い赤と金を基調としたランタンを組み合わせ、華やかな光で街全体を幻想的に演出している。来年2月24日まで。

 2003年から続く恒例イベントで、本年度のテーマは「飛龍乗雲(ひりゅうじょううん)」。舞い上がる竜の勢いで中華街を盛り上げる願いが込められている。

 山下町公園には、皇帝と皇后の象徴である竜と鳳凰の巨大なオブジェ、中華街大通りには、約100個のランタンでつくられた「百節龍」が登場。行き交う観光客を楽しませている。

 電球のLED化や再生可能エネルギーを利用することで環境負荷に配慮している。点灯時間は午後4時~11時。

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