元教諭、150人盗撮の罪で起訴 横浜市立小、懲役4年を求刑

横浜地裁

 横浜市立小の元教諭の男(39)が学校に小型カメラを設置し、女児らを盗撮したとして児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪で起訴されていたことが1日、分かった。被害者は延べ約150人とされ、横浜地裁で同日あった公判で検察側は「卑劣で悪質」として懲役4年を求刑。弁護側は寛大な判決を求めて結審した。判決は12月6日。

 起訴されたのは阿部翔太被告。検察側によると、2019~21年、学校にカメラを隠し、保健室で健康診断中の女児らを盗撮したとされる。着衣の上から、女児の体を触ったとする強制わいせつなどの罪にも問われている。

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