【エーデルワイス賞】黒澤「仕掛けどころだけ失敗しないように」道営モズミギカタアガリがVでJRA勢撃破

11月1日、門別競馬場で行われた交流G3・エーデルワイス賞は、10番人気の伏兵モズミギカタアガリが豪快な差し切りを披露。JRA勢は馬券に絡むことが出来ず、道営馬のワンツースリー決着となった。

エーデルワイス賞、勝利ジョッキーコメント
1着 モズミギカタアガリ
「本当は中団くらいで競馬をしたかったのですが、思ったよりみんな速くて結構後ろからの競馬になりました。前走長いところでも良い脚を使ってくれたので、仕掛けどころだけ失敗しないようにと思っていました。砂を被ると嫌がる馬なので多少は嫌っていましたが慣れてきたのかなとは思います。思った通りの乗れて良かったですし、ゴール板で交わせて良かったです。次どこ使うのかわからないのですが、また頑張ってもらいたいと思います。来週でホッカイドウ競馬終わりますが、熱い応援よろしくお願いします」

レース結果、詳細は下記のとおり。

11月1日、門別競馬場で行われた11R・エーデルワイス賞(Jpn3・2歳オープン・牝・ダ1200m)は、黒澤愛斗騎乗の10番人気、モズミギカタアガリ(牝2・北海道・米川昇)が勝利した。3/4馬身差の2着に1番人気のスティールマジック(牝2・北海道・角川秀樹)、3着に4番人気のモノノフブラック(牝2・北海道・松本隆宏)が入った。勝ちタイムは1:13.1(重)。

2番人気で阿部龍騎乗、ライトヴェール(牝2・北海道・角川秀樹)は4着、3番人気で横山武史騎乗、スカイキャンバス(牝2・美浦・武井亮)は14着敗退。

道営所属馬のワンツースリー

エーデルワイス賞・モズミギカタアガリと黒澤愛斗騎手 (C)ホッカイドウ競馬

10番人気の伏兵、黒澤愛斗騎乗のモズミギカタアガリが波乱を演出、重賞初制覇を飾った。前半は最後方でじっくりと構える形に。直線勝負の様子で大外からグングン押し上げを図ると、馬場の真ん中を一閃。ゴール寸前で豪快な差し切りを決めた。馬券圏内は全て道営所属馬が入り、JRA勢は全く歯が立たなかった。

モズミギカタアガリ 7戦2勝
(牝2・北海道・米川昇)
父:グランプリボス
母:モズソフィ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:キャピタル・シ
生産者:多田善弘

【全着順】
1着 モズミギカタアガリ 黒澤愛斗
2着 スティールマジック 桑村真明
3着 モノノフブラック 服部茂史
4着 ライトヴェール 阿部龍
5着 ムーム 藤田菜七子
6着 シシャモフレンド 落合玄太
7着 イイデスカイハイ 松井伸也
8着 ホーリーブライト 永島まなみ
9着 ワイノナオミ 北村友一
10着 ハニービート 山本聡哉
11着 ジュデシャンス 宮内勇樹
12着 カズマ 井上俊彦
13着 コールミーメイビー 小野楓馬
14着 スカイキャンバス 横山武史

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