中小企業の後継者が新たなビジネスのアイデアを考えるイベントが11月1日、千葉県市原市で行われ、活発な意見が交わされました。
経済産業省の事業の一環で行われたこのイベントは中小企業の後継者にこれまで培ってきた経営ノウハウなどを生かして、新たにビジネスアイデアを考えてもらうというものです。
1日は市原市にある企業の後継者や地元金融機関の職員など約20人が参加し、それぞれが新規事業のアイデアを出し合いました。
2024年には全国の跡継ぎが新規ビジネスをプレゼンする大会「アトツギ甲子園」が開催される予定で、今回の参加者の出場も期待されます。
企業の後継者で構成する団体、市原アトツギ友の会の鶴山智博代表は「イベントを通じて家業と向き合う良い機会になればうれしい」と話し、地元企業の発展を期待しました。