医療保険料を二重徴収 茨城・牛久市 納付書を誤送付 市民5人支払う

牛久市役所=同市中央3丁目

茨城県牛久市は1日、後期高齢者医療保険料の口座振替利用者6人に誤って納付書を送付し、5人から二重徴収したと発表した。市が契約する業者がシステム入れ替え時に設定を誤り、引き落とし口座の情報が登録された住基システムと連携しなかったことが原因という。

市医療年金課によると、二重徴収した額は1人当たり3000円~4万3800円。納付書が届いた6人のうち5人が支払い、残る1人は納付前だった。

担当職員が10月31日、口座情報が連携していない被保険者がいることに気付き発覚。市は全員に電話で謝罪し、希望に応じて返金したり、次回納付分に充てたりする。

同課は今後、納付書を送付する前に口座情報のデータを出力し、納付書と照合する確認を実施するとしている。

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