気象庁は、秋田県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
秋田県 秋田市西部付近 約100ミリ(午後11時20分)
低気圧がオホーツク海を北東へ進んでいて、寒冷前線が日本海へのびている。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、東北地方では大気の状態が非常に不安定となっている。2日(木)明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨、ひょうに注意が必要だ。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。