米、AI利用で中国けん制 ハリス副大統領、名指しはせず

「AI安全サミット」出席のため、英ロンドン郊外の空港に到着したハリス米副大統領(左)=10月31日(英PA通信提供・AP=共同)

 【ミルトンキーンズ共同】ハリス米副大統領は1日、人工知能(AI)について、より強化された民主主義と安全な世界のために利用すべきだと強調し、AI大国で権威主義の中国をけん制した。ロンドンの米国大使館で演説した。

 ハリス氏は中国を名指しはしなかった。未来のAIは「人権と人間の尊厳の擁護に用いられる。プライバシーが保護され、平等にアクセスできる機会が与えられるようにする」と訴えた。

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