日本車4社、米販売11%増 供給改善進み3社が伸びる

米ワシントン近郊にあるトヨタ自動車の販売店=2022年(共同)

 【ニューヨーク共同】日本の自動車大手4社が1日発表した10月の米新車販売台数は計38万1163台と前年同月より11.2%増えた。マツダを除く3社が増加した。半導体不足などに伴う供給制約の改善が進み、需要も堅調に推移した。

 トヨタ自動車は4.5%増の19万5799台。ガソリン高を背景にハイブリッド車の販売が堅調だった。ホンダは32.6%増の10万8088台と伸び、「シビック」やSUV「CR―V」の売れ行き好調が目立った。

 SUBARUは10.7%増の5万3772台で、SUV「フォレスター」が29.5%増と伸びた。

 マツダは7.2%減の2万3504台。SUV「CX―5」の販売が低調だった。

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