放送作家・鈴木おさむ断筆宣言の裏に飛躍のきっかけとなった親友SMAPメンバーとの7年断絶

来年3月31日で放送作家業と脚本業から退くことを発表した鈴木おさむ氏(51)。

これまで『ドラマ、舞台などの脚本家として活躍。’02年10月には森三中の大島美幸との結婚も話題になった。そんな鈴木氏にとって、来春にNetflixで世界配信されるドラマ『極悪女王』が最後の仕事となる。

「昨年は、SMAPの解散騒動のなか放送された『SMAP×SMAP』での“公開謝罪”の舞台裏を綴った小説『20160118』を発表。業界に波紋を呼びました。鈴木さんも『辞める覚悟を持って書きました』とラジオ番組で語っています」(スポーツ紙記者)

鈴木氏は10月12日に自身のSNSで引退の理由を投稿。20代から仕事で関わっていたSMAPの名前を挙げ、「解散してから、自分の中で120%の力が、入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった」と明かした。

そんな鈴木氏にとって、SMAPメンバーの中でも特に関係が深いのが木村拓哉(50)なのだという。鈴木氏を古くから知る芸能関係者が明かす。

「19歳で放送作家の道に入った鈴木さんは、まだ“若手”だったころの木村拓哉さんのラジオ番組を担当することになりました。

ともに千葉県出身で同い年ということもあり意気投合。木村さんを『タク』、鈴木さんを『サム』と呼び合うほどの仲になりました。

そんな二人を見ていたSMAPの元マネージャーI氏がまだ駆け出しだった鈴木さんをSMAPのテレビ番組に抜擢。グループの関連番組すべてをまかされるほどになっていったのです」

しかし、’16年のSMAP解散以来、鈴木氏と木村は疎遠になってしまったという。

「グループの分裂騒動に巻き込まれたのか、SMAPの解散から7年経ちましたが、鈴木さんは木村さんと連絡を取っていないと聞いています。木村さんとの別れも、鈴木さんが120%の力を出せなくなった理由の一つだと思います」(前出・芸能関係者)

来春の引退までに、鈴木氏が木村とタッグを組むことはないのだろうか。残された時間は長くない。

© 株式会社光文社