「いばらき地酒バー」新装1年 5日まで記念祭 茨城・水戸 延べ約7.5万人来店

リニューアル1周年の記念祭限定の地酒ガチャを紹介する従業員=水戸市宮町

茨城県水戸市のJR水戸駅ビルにある「いばらき地酒バー水戸」は1日、昨年のリニューアルから1周年を迎えた。県産日本酒の魅力を発信する場としての役割を担い、これまで延べ約7万5千人が来店。地酒ファンの底上げに貢献している。同日から記念祭として来店客向けのキャンペーンを始めた。5日まで。

地酒バー水戸は茨城県内35蔵の日本酒約150種のほか、県産食材を使ったおつまみなどを販売。いずれも店内で味わうことができる。

記念祭では各種販売イベントを開く。店内に1回500円の「限定地酒ガチャ」を設置。回すと酒(350ミリリットル)がランダムで当たり、中には1500円相当のプレミア酒など大当たりを用意した。3日までの各日先着50人で、地酒3種飲み比べおつまみセット(千円)を注文すると振る舞い酒としてたる酒を1杯サービスする。4~5日には通常サーバーでは売らない酒を期間限定で提供する。水戸エクセル6階の飲食店でも地酒を特別価格で飲める連動企画も実施している。

同店によると、大型観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン」の効果もあり、観光客のほか地元の人の認知度が上がり、売り上げは好調に推移している。外国人観光客も日に10人は来店するという。

1日の記念祭に訪れた茨城県高萩市、会社員、来栖祐樹さん(26)は「辛口から甘口まで多様なお酒が飲める。今後もさまざまな年代の人が来てくれると思う」と話した。

© 株式会社茨城新聞社