東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれている「ジャパンモビリティショー」で、電動の軽トラックが注目を集めている。荷台のコンテナは扉が上に大きく跳ね上がる構造で、コンテナ内では水耕栽培した葉物野菜などを展示。車から供給する電気を活用し、多彩な使い方ができるとアピールしている。
ダイハツ工業が参考出品した「UNIFORM Truck(ユニフォーム トラック)」(発売未定)で、その荷台に同社の「Nibako(ニバコ)」を取り付けて展示した。
車内の床は凹凸が少なく水で洗える防水仕様で、間口や足元の空間を広くし、乗り降りしやすくした。ニバコは、左右と後ろにある扉が3方向に跳ね上がる。内部は棚を並べるなど、場面に合わせて自由に使える。農産物を並べて直売会場に使うことなどもできるという。同社が軽トラとセットでレンタルしている。
ジャパンモビリティショーは5日まで。
農家の必需品ともいえる軽トラ。自らのアイデアで、活用の幅を広げている農家を紹介する。
#1 もみ殻コンテナ シートごと滑らせ散布 積み降ろし作業各10分
#2 動噴・ホース活用 荷台に乗らず薬液作り 費用安く、安全性確保(動画あり)動噴・ホース活用 荷台に乗らず薬液作り 費用安く、安全性確保(動画あり)
#3 荷台に屋根設置 電動式で上げ下げ10秒 取り外し簡単、安定性◎(動画あり)
#4 農産物マルシェ 売り場を木目調で演出 ロゴマークに愛車採用
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