カズレーザー カルビの脂身に実は動脈硬化・心筋梗塞の予防効果が…?脂肪酸の最新の研究に驚き

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が31日に放送された。

今回は『食と健康の大正解スペシャル』と題して、『恒例!芸能人味覚チェック 食欲を暴走させる第6の味覚』、『あなたはどのタイプ?腸内細菌が欲しがる食べ物で太らない方法』、『ポイントは胃の??死ぬまでカルビを食べ続ける方法』、という3つの観点で講義を受けた。『ポイントは胃の???死ぬまでカルビを食べ続ける方法』という講義では、牛カルビが持つ健康への効果を専門家が解説。さらに年齢を重ねても脂っぽい食事を摂り続けるためのコツも明かされた。

血管が詰まりやすくなる原因とされる飽和脂肪酸などを含む脂の多い肉類は体によくないというイメージがあるが、専門家によるとカルビなどの部位にはそれらの脂肪酸は多く含まれておらず、むしろ動脈硬化や心筋梗塞の症状を予防するアラキドン酸とよばれる健康に効果のある脂肪酸が含まれているそうで、少量の良質な肉類を摂取することはむしろ健康に効果があるのではないかともいわれている。

脂の多い肉類は年齢を重ねるごとに食べづらくなってしまうが、専門家は胃の内部にある味覚を感じ取る部位を鍛えることで胃酸が多く分泌されるようになり、カルビなどの肉類もおいしく食べられるようになると語った。食道に近い『噴門部(ふんもんぶ)』とよばれる胃の味覚センサーを鍛えるために専門家がすすめたのは昆布出汁(だし)。昆布出汁に含まれるうま味成分によって胃酸の分泌が増加するのだという。焼き肉屋さんなど昆布出汁が手に入りづらい場所では、ワカメスープなどで代用することもできる。

講義を受けたカズレーザーは、年齢を重ねることでカルビを避けるようになってしまうことについて「おいしさって味覚だけじゃないっていうじゃないですか。カルビ食べてそのあと胃もたれになったりとか、翌日おなか下したとかそういう経験があるから、カルビにプラスのイメージがないんですよね」と過去の経験が影響しているのではないかと考察。
さらに「1回もう0にして自分今18歳ですって錯覚して食ったら、意外とおいしくいけるんじゃないかな」と前向きなコメントを発し、スタジオからは共感の声があがった。

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写真提供:(C)日テレ

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